2010年12月12日日曜日

六郷の悲劇

今日は写真撮ってないので、文章のみで。

いやー、フラストレーションの溜まる試合でした。子供たちは必死にやっているのがわかる分、やるせない感じです。1試合目は、僕がみている感じでは、割とまとまっている印象で、悪くないなぁ、なんて思っていたんですが、やはりパスの質は監督・コーチの言う通り不満の残るところでした。途中でボールの蹴り合いになってしまっていたのも残念で、どこかで落ち着かせるプレーを挟めるようにならないと、いつまでたっても相手に合わせるサッカーを脱却できないですね。

2試合目は、前半はかなりヤバかったですよね。11人制に慣れてない子供達が、4-4-2のシステムを消化し切れてない様に思いました。4-4-2では、監督が言っていたように、サイドの選手の動きが非常に重要で、ハーフもサイドバックも広い範囲にわたって上下動を繰り返さないと、攻撃になりません。今日はサイドの選手が内側に入り込みすぎてしまっていたことで、チームとしてのスペースがなくなってしまい、狭い中で余裕のないプレーに終始してしまったのが、あの結果につながったのではないかと思います。4-4-2は、4ー2ー3ー1趨勢の中でも、まだ頻用されているシステム(4-2-3-1自体、4-4-2のバリエーションみたいなものと思っているんですが…)なので、プロの試合でサイドの選手の動きを観察するのは、確かにいい勉強になりますよね。

最後に、2試合通して感じたこと。判断力のスピードです。今日も数多くの場面で、あと1タイミング早くパス出してれば通ったのに、とか、あと一歩早く動きだしてれば先にボールを触れたのに、という場面があったように思います。パスを出すのかドブルで抜くのか、サポートに行くのかスペースに走ってパスを受けるのか、その辺りの判断のスピードが上がっていくと、攻撃守備ともに質の高いプレーができるんじゃないかと。求めすぎでしょうかw?

なんかHPのコーチのコメントみたいになっちゃったな。まぁ、親目線ってコトでよろしく!

6 件のコメント:

  1. 『六郷の悲劇』
    ナイスなネーミングです^^
    今、公平ともサイドの動きについて話していたところです。
    うちは、サッカーの試合を多く観てるので
    SBはどんどん上がっていいと、技術もスタミナもないくせに
    勘違いしているようです(−_−;)
    4-4-2は確かにサイドがものを言うように言われていますが、
    いつもの3−3−2とは違い、ポジショニング、SHとの連携など
    子供にとっては難しかったようです。
    あまりの酷さに途中ベンチに下げられましたがこれもいい経験でした。
    公平の場合は、戦術云々の前に、あせらず落ち着いてプレーする
    ことをまずは心がけたいと思います^^;

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  2. 4年担当コーチ2010年12月12日 19:32

    荒川さんの仰るとおりですね。
    1試合目の後に、数名には判断のスピードを上げようと話をしてたんですけどね・・・

    パスの質(スピード、コントロール)に関しては、リード時・フリーの時でさえ成功率がそこまで高くないのに、失点からの焦りがあるなかでは本当にパス成功率が低かったですね。狭い中でのプレーで相手のチェックが早くなると、もうパニック状態になってて「繋ぐ」ということが出来ていませんでした。


    応援に来ていただいたサポーターの方々には、このような試合をお見せしてしまい、本当に申し訳ありません。
    来週の試合では球蹴り→サッカーをお見せしたいと思います。

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  3. 代表担当コーチ2010年12月12日 20:47

    午前中は「荒川コーチ」としての参加ありがとうございました!
    体のキレはまだまだいけるようにお見受けしました(^^
    (パスミ○は多かったような…笑)

    “スペシャリスト”が多い4年生は連動を必要とする4-4-2よりも、それぞれの役割が明確な3-5-2、3-4-3の方が向いているかもしれませんね。
    試合を見ていないので何とも言えませんが、田調はどの学年のサイドハーフも「状況を考えずに縦へドリブル」することしかできないので、どうしても波状攻撃できずに単調なカウンターしか仕掛けられない印象です。
    なので強い相手(押し込まれる)には番狂わせを起こすことができますが、支配率60%を超える相手にはイマイチの試合を繰り返しているように感じます。

    …あ、自分こそHPのコーチコメントになってしまいました(^_^;)

    ま、ま、Fコーチがそこは修正してくれるでしょう!
    …多分…おそらく…

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  4. なんか、結局いつもの日曜の夜の酔っぱらい具合で、試合の内容とか結果とか関係なく、おいしいお酒を飲んでる自分に気づいちゃいましたw。

    コメントありがとうございます。最近サイドを制するものは試合を制する、というコトをオシムが言っていたような気もしますが、実際僕が小学生の頃からそういわれてた記憶があります。日本でいわゆるウイングに名選手が多いのも、以前からサイドを重視するサッカーが幅を利かせてた理由の一つあるなんでしょうか。サイドを上手く使うこととグラウンドを広く有効に使うことは、ほぼイコールに近いと思います。特に人数が多くなれば、中のスペースは狭くなることは必至ですし、普段からサイドを上手く使って、グラウンドを目一杯活用するサッカーをして欲しいですね。

    今日は、ホントに自分たちのペースでサッカーできてなかったように思います。おそらく子供達も「こんなはずじゃない」って思ってるんだろうなぁ、というくらいのパニック状態に見受けられました。普段できることすらできてなかったですもんね。その状況を打破できる強烈なパーソナリティがあればいいですが、小学生には厳しいですよね。

    午前中、ホントすみません。やっぱり5,6年生相手だと、勝手が違ってパスミスだらけでしたね。5対5対5、難しかったなぁ。それ以前に、結構なむちゃぶりされて、ちょっと焦りましたけどねー。でも練習に望む姿勢が素晴らしくて、改めて感心しました。あの雰囲気を4年生も踏襲して欲しいですね。

    皆が色々なポジションを経験するという方針の中で、システム論を持ち出しちゃったのは、あまり適当じゃなかったかもしれないですが、逆に誰もがどのシステムにも対応できるように、懐を広くしておくことが大事ですね。

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  5. コーチコメントばりの皆さんの熱いご意見、楽しく拝見しました。

    フォーメーション云々の問題ではないような気もするけど、気持ち的なこともあるので、色々試してみてもよいかもですね。

    もっと色々な動きを覚えて、判断早くなり、より見てて楽しいサッカーになってもらいましょう。

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  6. おはようございます。
    監督のおっしゃるように、根本はフォーメーションの問題じゃないんですよね。個人個人の基本技術があってのシステムであり、そこを蔑ろにしちゃいけないと思います。
    あと気持ちですよね。これは昨日今日に始まったコトじゃないだけに、根が深いw。 上のコメントにも書きましたが、5年生と比べると、ちょっと心許ないですよね。まあ、それが4年生チームのいいところでもあると思うので、自分たちで気付いて修正していけるようになるといいな、なんて思います。


    ただ、昨日は子供達も何で思い通りにサッカーができなかったのかを

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